手料理がうまい男性が嫌われた理由とは?
世間的にはこう言われています。「料理ができる男性はモテる」。これは、おそらく正しいでしょう。男性の家に遊びに行って美味しい料理を作ってもらえたら女性だって感激しますし、そのあと体を許してしまう確率もグンと上がるでしょう。そんなモテモテな料理ができる男性ですが、ひとつ例外がありました。
その男性に何があったのでしょうか。貴大は二十五歳の男性。両親が共働きで、いわゆる「鍵っ子」という幼少時代を送っていました。当然、学校から帰ると一人なわけで次第に彼は寂しさと退屈を「料理をすること」で紛らわしていきました。もちろん、ひとりで火を使うことは危ないということで親は反対しましたが、貴大はどんなに怒られてもやめようとはしませんでした。次第に親も仕方がないと諦めるようになります。貴大は自分が作った料理を「美味しい」と言ってくれるときが一番の幸せでした。
そんな貴大は大人になって、一人暮らしを始めてからも自炊一筋。料理はどんどん上達していました。一般男性と同じように彼女もできた貴大。しかし、恋愛は長続きをしないのでした。最初はもちろんラブラブです。しかし、彼が手料理を振る舞うあたりから彼女との間に溝が生まれてくるのです。「美味しいものを作っているのになぜ!?」彼は混乱しました。
そこで、女性の上司に相談してみました。彼女はすぐに答えがわかりました。「あのね、料理がうまい男性がモテるというのは正しいことよ。でもね、完璧すぎて女性の入る余地がないと女性は存在意義がなくなってしまうのよ」彼にはこの意味がわかりませんでした。しかし、少しずつ理解していきました。
「男が作る料理は大ざっぱなものでいいの。野菜炒めとかカレーとか。あなたはお母さんが作りそうな家庭の味まで完璧でしょ?それは女の子が自信をなくすわよ」彼は次第に納得しました。そして、楽しい料理を封印せずに「主夫」になれるようなパートナー探しをしていったそうです。友人の紹介でキャリアウーマンと交際に発展。今は主夫として充実した日々を送っているそうです。